蜂須 拓(はちす たく,1987年9月13日 – )は,日本のコンピュータ研究者,工学者.東京都生まれ.筑波大学システム情報系助教.学位は博士(工学)(2015年,電気通信大学).

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肉にかぶりつく蜂須

職歴

INRIA

  • 2010年10月 – 2010年12月(フランス,レンヌ)
    • Visiting student
    • Bunraku team
    • 指導者:Dr. Anatole Lécuyer,Associate Professor Maud Marchal,Mr. Gabriel Cirio
    • 奨学金:独立行政法人 日本学術振興会 組織的な若手研究者等海外派遣プログラム『研究者海外派遣基金助成金』

日本学術振興会

  • 2012年4月 – 2015年3月
    • 特別研究員(DC1)

Microsoft Research

  • 2013年5月 – 2013年11月(中国,北京)
    • Internship fellow
    • Human-Computer Interaction group
    • 指導者:福本 雅朗 博士
  • 2015年8月(中国,北京)
    • Visiting PD fellow
    • 指導者:福本 雅朗 博士

University of California, Santa Barbara

  • 2019年1月 – 2019年12月
    • Visiting Scholar
    • RE Touch Lab
    • 指導者:Assistant Professor Yon Visell

筑波大学

  • 2015年4月 – 2019年12月
    • システム情報系 研究員
    • JST CRESTプロジェクト『ソーシャル・イメージング』
    • 研究代表者:鈴木 健嗣 教授
  • 2020年1月 – 現在
    • システム情報系知能機能工学域 テニュアトラック助教

学歴

電気通信大学

  • 2006年4月 – 2010年3月 電気通信学部 人間コミュニケーション学科
    • 学士(工学)
    • 卒業論文『周期的な前腕運動中における手掌部皮膚感覚抑制による弾性感錯覚の研究』
    • 指導教員:梶本 裕之 准教授
  • 2010年4月 – 2012年3月 大学院情報理工学研究科 総合情報学専攻博士前期課程
    • 修士(工学)
    • 修士論文『減衰正弦波形モデルを用いた触覚的材質感の再現』
    • 指導教員:梶本 裕之 准教授
  • 2012年4月 – 2015年3月 大学院情報理工学研究科 総合情報学専攻博士後期課程
    • 博士(工学)
    • 博士論文『誇張表現に基づいた触覚インタラクションの設計・開発』
    • 博士論文審査委員会
      • 主査 梶本 裕之 准教授
      • 委員 兼子 正勝 教授
      • 委員 板倉 直明 教授
      • 委員 坂本 真樹 准教授
      • 委員 野嶋 琢也 准教授

人物

身長182cm,体重75kg.靴のサイズは全盛期で30cmであったが,現在は縮んでしまい27cm.好きな食べ物はお好み焼き,嫌いな食べ物はガム(銀歯がとれるから).好きなサッカーチームはレアル・マドリード,野球は読売ジャイアンツ.シャンプーはパープルのジュレーム.

研究業績(主要論文5編)

  1. Taku Hachisu, Kenji Suzuki:
    Representing Interpersonal Touch Directions by Tactile Apparent Motion using Smart Bracelets,
    IEEE Transactions on Haptics, vol. 12, no. 3, pp. 327-338, 2019.
  2. Taku Hachisu, Baptiste Bourreau, Kenji Suzuki:
    EnhancedTouchX: Smart Bracelets for Augmenting Interpersonal Touch Interactions,
    in Proceedings of the ACM SIGCHI Conference on Human Factors in Computing Systems (CHI) 2019, 321, Glasgow, UK, May 4-9, 2019.
  3. Taku Hachisu, Yadong Pan, Soichiro Matsuda, Baptiste Bourreau, Kenji Suzuki:
    FaceLooks: a Smart Headband for Signaling Face-to-Face Behavior,
    MDPI Sensors, vol. 18, no. 7, 2066, 2018.
  4. Taku Hachisu, Masaaki Fukumoto:
    SpiroSurface: A Repulsive and Attractive Force Display for Interactive Tabletops Using a Pneumatic System,
    IEEE Computer Graphics and Applications, vol. 38, no. 4, pp. 54-70, 2018.
  5. Taku Hachisu, Hiroyuki Kajimoto:
    Vibration Feedback Latency Affects Material Perception during Rod Tapping Interactions,
    IEEE Transactions on Haptics, vol. 10, issue 2, pp. 288-295, 2017.

その他の業績はこちら

招待講演・メディア掲載等

  1. 筑波大学 応用触覚研究室:表情が触覚に与える影響に関する研究を実施,メタバース総研 大学のメタバース活用事例まとめ|研究の取り組みも紹介,https://metaversesouken.com/metaverse/university/#i-9,2023/10/30.【メディア掲載】
  2. Wearable Devices for Augmenting Interpersonal Touch Interactions, Summer School on HAPCOR, Technische Universität Dresden, Germany, Sep. 7, 2023.【講演】
  3. 社会的コンタクトを計測する装着型デバイス,日本心理学会「心理学ワールド」,98号,[小特集] 「触れ合う」ことを科学する,https://psych.or.jp/publication/world098/,2022/7/15.【寄稿】
  4. グローバルな触覚研究者像を探る, 第26回日本バーチャルリアリティ学会大会-ハプティクス研究委員会オーガナイズドセッション,オンライン開催,2021/9/12.【座長】
  5. 人と人の物理的身体接触とその拡張,触覚講習会,オンライン開催,2020/11/13.【講演】
  6. 触覚若手の会-これまでとこれから:触覚若手の会, 第25 回日本バーチャルリアリティ学会大会-ハプティクス研究委員会オーガナイズドセッション,オンライン開催,2020/9/17.【座長,講演】
  7. Introduction to Haptics- sensing, feedback, and sensory evaluation, The SICE Annual Conference (SICE) 2019, Hiroshima, Japan, Sep. 10, 2019.【講演】
  8. Introduction to Haptics- sensing, feedback, and sensory evaluation, IEEE International Conference on Systems, Man, and Cybernetics (SMC) 2018, Miyazaki, Japan, Oct. 7, 2018.【講演】
  9. 触覚技術の社会展開,第23回日本バーチャルリアリティ学会大会-ハプティクス研究委員会オーガナイズドセッション,宮城,2018/9/19.【運営】
  10. 世界にインパクトを与えるハプティクスの論文デザイン:論文執筆熟練者のように振る舞う方法, 第22 回日本バーチャルリアリティ学会大会-力触覚の提示と計算研究委員会オーガナイズドセッション,徳島,2017/9/27.【講演】
  11. 世界を目指せ! ― トップコンファレンス採択論文紹介:タッチスクリーン上でのユーザの自己運動に応じた触覚インタラクション, 第19 回日本バーチャルリアリティ学会大会- 3次元ユーザインタフェース研究委員会オーガナイズドセッション,愛知,2014/9/18.【講演】
  12. ヒトの運動に基づいた触覚(さわった感じ)提示, TOP GUN Project-トークセッション,東京,2014/8/1.【講演】
    自己運動に基づいた誇張感覚刺激による拡張現実感, 第158回ヒューマンコンピュータインタラクション研究発表会-学生招待講演,東京,2014/5/22.【講演】
  13. Whole-body Wearable Haptics for Navigation and Immersive Contents, IEEE Haptics Symposium2014 Workshop Wearable Haptics: from Neurophysiology Foundations to New Wearable Haptic Designs and Exoskeletons, Texas, USA, Feb. 23, 2014.【講演】

研究資金獲得実績

研究代表者

  1. 身体の接触の拡張:皮膚の振動伝搬特性と錯覚現象を利用した振動位置覚制御論の確立,科学研究費助成事業若手研究,日本学術振興会,2022-2023年度.
  2. 振動刺激を用いた痙縮抑制法における振動刺激パラメータの最適化,筑波大学研究基盤支援プログラム(Sタイプ),筑波大学,2020-2022年度.
  3. 身体接触行動がもつ社会的機能の異文化多様性の理解 ,AIPチャレンジPRISM加速支援,科学技術振興機構,2018年度.
  4. 触覚提示が潜在的嗜好および行動に及ぼす影響の調査,AIPチャレンジプログラム,科学技術振興機構,2017年度.
  5. 触振動刺激提示による身体接触の顕在化および社会性形成支援,AIPチャレンジプログラム,科学技術振興機構,2016年度.
  6. 自己運動に伴う触覚呈示による体性感覚拡張に関する研究,科学研究費助成事業特別研究員奨励費(DC1),日本学術振興会,2013-2014年度.

研究分担者

  1. 研究代表者:Sandra Puentes,Spasticity and Vibration: Understanding Muscle Tightness Modulation as a Therapeutic Approach for Neurologic Patients,科学研究費助成事業基盤研究(C),日本学術振興会,2023-2025年度.
  2. 研究代表者:春野雅彦,サイバー社会における多重世界予測符号化の解明,戦略的創造研究推進事業(CREST)「生体マルチセンシングシステムの究明と活用技術の創出」領域,科学技術振興機構,2022-2028年度.
  3. 研究代表者:小林健,極薄ハプティックMEMSによる双方向リモート触覚伝達AIシステムの開発,「人工知能活用による革新的リモート技術開発」事業,新エネルギー産業技術総合開発機構,2021-2024年度.
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